勉強ができることのデメリット

松江塾

中学部の授業初日。

英語の時間で真島先生が勉強をすることの大切さを説いていた。

「勉強ができることのメリットはあるが、デメリットはあるか?」
「自分にとってマイナスなことはあるか?」

というような主旨の話をしていて、家事をしながら耳を傾ける母。

 

母

デメリットなんてあるかな??

長女
長女

デメリットあるよね!
勉強ができると、授業中に先生からあてられまくる!

次女
次女

わかるわかる!
だれも手を挙げないと、勉強できる人があてられるよね!

 

勉強ができると、授業中に指名されることが多くなるというのだ。

う~ん、まぁ、そうかもね。

高学年にもなると、授業中に挙手するのは決まった子だけ。

授業参観に行っても、同じ子ばかりが発言していて、残りの子は授業に参加しているのか否かもわからないような状態だ。

低学年のように、挙手する子が大勢いて先生が迷っちゃう!みたいな風景はあまり見られない。

ブー子とミー子は、授業参観のときは母からの圧があるから挙手して発言しているけど、普段はどうかな。

真島先生は「勉強ができることはメリットばかり」
「知識は一度頭の中に入れてしまえば自分の財産として残る。積み重ねの先に👌が…」と、生徒に熱く伝えていた。

母も“勉強ができること自体のデメリットは無い”と思う。

だけど、“勉強ができる”ということは、机に向かう時間も相応に必要なわけで、生活時間が勉強で占めてしまうと、他の経験ができなくなる。

例えば、家族や友達と過ごす時間。

リラックスして心や身体を休ませる時間も大切だろう。

女の子なので、家の手伝いを通して家事を学んでもらいたいという思いもある。

スマホを見つめてるとか、オンラインゲームやってるとか、そういう時間は我が家ではいらない。

けれど、体力と精神力が十分に育っていない段階で勉強!勉強!と追い立ててしまうと、後々になって精神的なダメージがくるような気がする。

まだ子どもが小さいからそう思うのかな。

高校受験生・大学受験生ともなれば、そんなことは言っていられないのかも。
 

それにしても、ブー子とミー子よ!

勉強ができる子が授業中に指名されるのはデメリットとは言わないよ。

名誉だよ!!

 

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