水戸東照宮

水戸東照宮 旅行


水戸東照宮。

「権現さん」という名称で知られている。

初代水戸藩主 徳川頼房が1621年創建。

頼房は家康の十一男で、家康の御霊を祀るためにこの地に建てた。




高台にあり、坂を上ったとろこに鳥居がある。

鳥居の奥に小さく見えるのが社殿。

いたって普通のコンクリート製の大きな鳥居だ。

水戸東照宮




坂の下にも鳥居があるが、こちらはどえりゃ~派手。

水戸東照宮


金の葵の御紋がびっしりと描かれている。

徳川家関連の建物をこれまでにも見てきたが、これは初めてかも。

目を引くはずなのだが、車で走っていると気付きにくい。

大きな幹線道路沿いにあり、周囲のビルに隠れてしまっている。

一般的な神社のような緑もないし、大きな案内板もない。

地図では到着しているのに入口が見つけられなかった。

車でグルグル周って探してしまった。

「え?ここに車で入って大丈夫?」

「道が続いているの?行き止まり?」

と心配になる程の細い急坂を上ると、東照宮の駐車場に辿り着く。



水戸東照宮


社殿はとてもコンパクト。

家康が祀られているというのだから大きな社殿をイメージしていた。

日光東照宮のような。

日光東照宮とはだいぶ違うが、社殿はとても煌びやか。



日光東照宮


社殿の入り口の柱や天井は、葵の御紋で埋め尽くされている。

この先がどんな装飾なのか、期待が高まる。

水戸東照宮


扉には大きな御紋と強そうな虎が。

徳川家の強さを表しているようで迫力満点。

水戸東照宮


天井にも虎の絵が。

家康は、天文11年12月26日(1543年2月10日) 午前4時頃

寅年・寅の日・寅の刻に生まれたとされている。

「三寅の福(みとらのふく)」に恵まれた。

三寅の福に恵まれると、将来たくましい指導者になると言われている。

しかし、家康は寅年生まれではなく、兎年なのでは?という説も。

将軍としての権威をもたせるために、誕生日を操作した説もある模様。




水戸東照宮
水戸東照宮


すごい!

門から社殿までの通路天井には虎の他に梅の花と時鳥(ホトトギス)。

とても鮮やかな発色だ。

時鳥といえば

「鳴かぬなら殺してしまえ時鳥」

「鳴かぬなら鳴かせてみよう時鳥」

「鳴かぬなら鳴くまでまとう時鳥」

有名な3つの言葉。

その人の性格を表しているというけど、誰の言葉かわかるかな?




水戸東照宮


社殿の内部は、新しさが感じられる。

それもそのはず。

国宝重要文化財に指定されていた社殿は昭和20年8月2日の空襲で焼失。

昭和37年に社殿と境内整備が完了。

戦災復興50年の節目にあたる2011年に社務所を造営。

こうして、空襲で失った東照宮の再建を進めてきた。

しかし、2011年3月11日の東日本大震災で再び被災。

茨城県の被害は甚大で、ここも例外ではなかった。

復旧作業を続け、2018年に大鳥居を再建。

2021年の400年祭に社殿・社務所・境内の復旧作業を終えた。

このような歴史があったので、内部が新しくきれいだったのだ。

水戸東照宮


天井には葵の御紋と美しい花の絵。

創建当時もこれほど豪華だったのかな?

当時のものを見てみたかったな。





境内の中は、とにかく葵の御紋であふれている。

あっちもこっちも徳川家が全面的に押し出されている感じだ。

水戸東照宮


社殿のお賽銭箱にも葵の御紋。

ワォ、たくさんお賽銭が入ってそう!

水戸東照宮


手水舎にまで!

これはいつから使っているものなのだろう?

水戸東照宮


燈篭にまで!

水戸東照宮


境内の柵にまで!

とにかく、境内の中は葵の御紋でいっぱいだ。

まさに徳川ワールド。

訪れたのは早朝7時だったので、静かな境内でゆっくりお参りできた。

見応えのある豪華な社殿だったよ。









時鳥(ホトトギス)クイズの正解発表

母

「鳴かぬなら殺してしまえ時鳥」
答えは織田信長 
いかにも言いそうなイメージだ

次女
次女

「鳴かぬなら鳴かせてみよう時鳥」
答えは豊臣秀吉 
人が良いという噂は本当か?

長女
長女

「鳴かぬなら鳴くまで時鳥」
答えは徳川家康 
実は短期で激しい性格説も!?




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