常盤神社と義烈館

常盤神社 旅行

1868年(明治元年)偕楽園内に祠堂(しどう)が創立。

第2代藩主 徳川光圀、第9代藩主 徳川斉昭の徳を慕う多くの人々によって建てられた。

1873年(明治6年)明治天皇の勅旨をもって「常磐神社(ときわじんじゃ)」の御社号を賜る。


常盤神社



第9代藩主 徳川斉昭(烈公)

頭の上が不思議なことになってるね。

徳川光圀は水戸黄門様として超有名。

徳川斉昭は、小学校の歴史教科書には登場しない。

でも水戸に来てみると、徳川斉昭の功績が至るところにある。

彼が権力者として努力し、力を発揮していたことがよくわかる。





常盤神社には社殿の他にも能楽殿、義烈館、東湖神社などがある。

義烈館には、『大日本史』や陣太鼓、大砲などが展示されている。

『大日本史』は、光圀の命によって作られた日本の歴史書。


次女
次女

全397巻の長編歴史書
なんと完成までに250年もかかったんだよ!

長女
長女

250年!?
そんなに長生きできないよ。
どうやって作り続けたの?




光圀の意志は代々の水戸徳川家の藩主が受け継いで監督。

藩の事業として受け継がれた。

明治維新以降、廃藩となってからは有能な人を全国から選抜して作成。

多くの人たちの英知を結集させて完成にこぎつけた。

『大日本史』は天皇・皇后の列伝、外国伝、神祇志、仏事志などの十志

これらの膨大な歴史がまとめられている。





陣太鼓は、軍事大演習の際に先陣の合図に使った大太鼓。

欧米のアジア侵略後、やがて日本にも迫ってくると察した徳川斉昭。

尊王攘夷を唱え、日本侵略に備えて武備の充実を図る。

水戸は尊王攘夷の先駆けとなった場所。

水戸東照宮の安神車と同様に、様々な武備が展示されている。

銅製火縄銃式大砲「太極」もそのうちの一つだ。

写真は義烈館HPで見られるよ。

注意していただきたいのは、義烈館の入館は予約制。

10名以上の団体でないと予約を受け付けてもらえないので要注意。

常盤神社は偕楽園と隣接しているので、観光は一緒にどうぞ。



常磐神社






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